Menu

サイエンスヒルズこまつ [ひととものづくり科学館]

  • フォントサイズ
  • 小
  • 中
  • 大

開館時間

 4/1~9/30 9:30~18:00(有料観覧受付は17:00まで)
10/1~3/31 9:30~17:00(有料観覧受付は16:30まで)

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日。GW、夏休みは開館)、年末年始

イベント報告

2019.9/22 四ヶ浦弘 プラネタリウム講座「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」が開催されました

更新日:2019年09月26日

 

9/21は宮沢賢治の命日・・・ということで、
9/22、9/23の2日間『銀河鉄道の夜』をテーマにした講座が3Dスタジオで開催されました

1日目(9/22)の講師は・・・
元高校の化学教師、
現在は金沢特産の金・銀・白金箔などを使って「出前実験」を行われている、金沢・金の科学館四ヶ浦 弘(しかうら ひろし)先生

四ヶ浦先生の奥様が『銀河鉄道の夜』の一節を朗読し、そこに描かれた情景を、科学実験で再現しながら進められました

途中「星の界(ほしのよ)」「主よ御許に近づかん」「新世界より」「星めぐりの歌」の4曲が紹介され、うち「星の界(ほしのよ)」「主よ御許に近づかん」は会場にいる全員で歌いました

酸化鉄とアルミの粉末から純粋な鉄を取り出すテルミット反応の実験は、光と高熱を発して危険なため動画で確認しましたが、ウミホタルの粉末をすりつぶして発光させたり、鳴き砂(石英を多く含む砂)を押して音を鳴らしたり、2つの水晶を擦り合わせて圧電効果による発光を楽しむ実験は、会場のお客様が実際に体験しました

宮沢賢治さんが『春と修羅』の中で、「わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です」と語ったことについて、10mもの長い分光シートを客席の上に渡し、スタジオの照明や長い白色LEDライトを虹色に分光させる実験もありました

色と光と歌に包まれて、五感で『銀河鉄道の夜』を味わった1時間半でした

最後に先生は、以前開かれた講座に参加していた一人の女の子の感想を紹介されました

「あなたの幸せはなんですか 幸せはきっとひとつだけではないはず」

この日、会場にいらした皆様は、数々の実験から何をお感じになったでしょうか・・・


お話しをする四ヶ浦先生
朗読をする奥様


2019.9/22 四ヶ浦弘 プラネタリウム講座「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」が開催されました – サイエンスヒルズこまつ