サイエンスヒルズこまつ [ひととものづくり科学館]

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開館時間

 4/1~9/30 9:30~18:00(有料観覧受付は17:00まで)
10/1~3/31 9:30~17:00(有料観覧受付は16:30まで)

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日。GW、夏休みは開館)、年末年始

イベント報告

6/23 プロフェッショナルトーク「極地の大自然 壮大な景観とそのしくみ」終了しました!

更新日:2019年06月26日

 

ヒルズでは「プロフェッショナルトーク」と題して各分野の専門家をお招きし、ご講演いただく企画を行っています。

今年度のトップバッターは、今年3月に当館と科学館連携協定を結んだ国立極地研究所の副所長・榎本浩之氏

まず最初は、『オーロラ~生命の輝き~』という作品を当館初上映しました。
全天周カメラで撮影されたオーロラは、ドームの端から端までカーテンのようにたなびき、現場で録音されたリアルなどよめきや歓声が、臨場感たっぷりな作品です。
オーロラの科学的な仕組みとともに、会場のお客様に極北の自然をたっぷり味わっていただくことができました。

作品鑑賞後、講演会スタート!
榎本氏は、地球の健康状態を把握するためには、極地を調べることがいかに大切であるかを語られ、ご自身が極地に赴いた際の写真や、仰天エピソードの数々で、満席の会場を沸かせてくださいました。

南極や北極と聞くと遠い世界に思われますが、1968年に南極点に到達した雪上車(KD604)は、小松製作所が試行錯誤の末に製造したものであること、また、昨年2月に北陸を襲った大寒波は、温暖化で北極の氷が溶けたことが原因であるとお話しし、小松市と極地との意外な近さを教えてくださいました。

さらに「北極研究のパイオニア」として、加賀市出身の中谷宇吉郎博士のご紹介もありました。
博士は、世界で初めて人工雪を作ったことで有名ですが、晩年はグリーンランドに数度赴き、雪氷の研究をされていたそうです。
(ちょうど会場では、加賀市中谷宇吉郎雪の科学館の前館長・神田健三氏も講演をお聴きになっていました。)

人間の文化から最も離れた環境である極地は、地球本来の活動の影響を調べるのにうってつけの場所であることから、榎本氏は中谷博士の「雪は天からの手紙」という言葉になぞらえ、
「極地研究は、地球からの手紙・宇宙からの手紙を読み解くこと」とまとめられました。

その後の質問タイムでは、会場の子どもたちから
「南極に恐竜はみつかったか?」
「北極や南極の氷が全部溶けるとどうなるのか?」
「北極や南極の氷がぜんぶ溶けるのにどれくらいの時間がかかるか?」
といった質問が次々寄せられました。

榎本氏が極地の不思議さ・魅力を存分にお伝えくださったお陰で、会場の皆さんの好奇心が刺激され、たくさんの質問を出していただくことができました!

しかし、「まだまだお話を聞きたかった!」「質問したかった!」という方も多いはずです。
そこで、こんな企画をご用意しました。
それが・・・

2019年 810日(開催の、
極地研×ヒルズ 南極教室「極地から、こんにちは!」です。

昭和基地にいる南極観測隊員の方と直接お話ができるかもしれません!
ぜひ、ご参加ください☆

最後になりましたが、今回のプロフェッショナルトークにご参加された皆様、
本当にありがとうございました!!


国立極地研究所 副所長・榎本浩之氏
観測隊に紛れ込んでいるペンギン
機械遺産となっている雪上車KD604は小松製作所が造ったもの
北極の氷の減少が引き起こす日本の異常気象
「北極研究のパイオニア」中谷宇吉郎博士
極地研究とは、地球からの手紙を読み解くこと


6/23 プロフェッショナルトーク「極地の大自然 壮大な景観とそのしくみ」終了しました! – サイエンスヒルズこまつ