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サイエンスヒルズこまつ [ひととものづくり科学館]

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開館時間

 4/1~9/30 9:30~18:00(有料観覧受付は17:00まで)
10/1~3/31 9:30~17:00(有料観覧受付は16:30まで)

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日。GW、夏休みは開館)、年末年始

イベント報告

11/4 宇宙ナビ「宇宙服」講演会が終了しました!

更新日:2018年11月06日

 
JAXA 森山研究開発員

 ヒルズにとって11月は、「宇宙」をテーマに昨年からイベントを開催しています。

  昨年のテーマは〝〟を意識した宇宙食について、

  今年のテーマは〝〟を意識した宇宙服について

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)より研究員をお招きして、講演会を実施して頂きました。

宇宙服についてご講演いただいた、森山枝里子研究開発員はとても小柄な方で、笑顔が素敵な方でした。講演会のはじめは、とても緊張されていましたが、宇宙服に必要な機能、構造、着用方法、課題等、一般の私たちにとても分かりやすく教えて下さいました。

事前に、森山研究開発員から講演会資料をいただき、何か補足等あればということでお声掛けをいただきました。個人的に前から気になっていた、現在使用されている宇宙服の寿命がとっくに過ぎていること、宇宙服が足りなくなるかも知れないという情報を目にしたことがあったので、講演会の中で説明して頂けると大変嬉しいとお伝えしました。

皆さん、ご存知でしたか。宇宙服1着に、およそ10億円がかかるそうです。また現在、新たな宇宙服開発が急ピッチで進められている現状も教えて下さいました。その中で、私自身も、とても考えさせられたフレーズがありました。宇宙服の開発に遅れがでている原因は、当時の開発者がいないこと。そして技術の伝承が上手く出来なかったことですと。改めて、次の世代にきちんとバトンを渡すこと、後世に伝えること・残すことの大切さを教えていただきました。 

宇宙服の講演会では、大人の皆さんを中心に約20分間の熱い熱い質問タイムとなりました。時間があれば恐らく、まだまだ質問が飛び交ったのではないかと感じました。

 ヒルズでは、子どもだけでなく大人の皆さんにもご参加を頂いて、世代を超えて学ぶ場を提供できればと考えています。またぜひご参加くださいね。お待ちしております。


このイベントのために、展示場スタッフおよびボランティアクルーの協力で、宇宙服の顔出しパネルを手作りしました♪記念撮影にいかがですか。


11/4 宇宙ナビ「宇宙服」講演会が終了しました! – サイエンスヒルズこまつ