１月１９日金曜日、大人のためのサイエンスサロンで「分子模型を作ろう」を行いました。

　原子・分子などというと苦手な方が多いのではないかと思いますが、模型を作りながら学ぶと意外に分かりやすく楽しくなります。

　今回は、お酒が出来るまで、飲んだお酒が消化されるまでの分子を、模型を作りながら学んでいきました。

　一口にお酒と言ってもたくさんの種類があります。でも作り方で分類すると、展望が開けるというか、頭の中が整理されたような気になります。

　たとえば、原料そのものを酵母がアルコール発酵させるワイン、原料のでんぷんを一度麦芽糖やブドウ糖に分解してからアルコール発酵させるビールや日本酒。この２種類は醸造酒です。

　そして醸造酒を加熱してアルコールを蒸発させ、それを液体に戻す蒸留酒。これは焼酎やウィスキー、ブランデーなど原料等によって多種多様のお酒になります。

　大きく分けるとこの３種類です。

　この過程などを分子模型を作りながら学びました。

　こんなことを考えながら飲むこの日の晩酌は、また一味違ったものになったのではないでしょうか。