最初は講義形式で音の基本的なふるまいを説明しました。

北陸先端科学技術大学院大学のご協力をいただき、音に関する体験教室を開催しました。講師は聴覚の研究をされている鵜木先生です。

まずは「共鳴」現象で目に見えない音を見る実験からスタート。ピンと張った黒いビニールシートの上で食塩の粒が飛び跳ねたり、しま模様を描いたりするのを観察しました。

次は「共振」と「伝搬」現象で音声会話（糸電話）の実験。大きさの違う紙コップで聞こえ方を比較してもらいました。

最後に、空気ではなく骨を伝わって音が聞こえる骨伝導を体験してもらいました。

参加した皆さんに、音の不思議を感じていただきました。この中から将来の研究者が現れることを願っています。