開館時間
4/1~9/30 9:30~18:00(有料観覧受付は17:00まで)
10/1~3/31 9:30~17:00(有料観覧受付は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日。GW、夏休みは開館)、年末年始
更新日:2019年11月24日
勤労感謝の日を中心に全国各地の施設で開催されている「熟睡プラネタリウム」。
当館は今年で2回目の参加です。
昨年の経験から、大人の方とお子さまでは「熟睡プラネタリウム」に期待されているものが違うことが分かってきました。
大人の方は「気持ちよく眠れる環境」を、小学生は「寝ないことに挑戦」したくなるようなあの手この手を。
(もっと小さいお子様は、退屈しない内容を・・・)
そこで今年は様々なニーズにお応えするため、①ファミリー向け、②大人向け の2コースをご用意しました。これは全国的にも珍しい試みです。
①「ファミリー向け」
退屈させないことを目標に、解説員2人の掛け合い漫才式生解説で進行。
そのかわり、おしゃべりOK・お子さまの行動は大目に見てねというスタンスです。
「ヒトは体温が下がると眠くなる」理論に基づき、始めは解説員2人がハイテンションで3Dの宇宙を紹介。
そこから体温を下げて眠っていただくべく、子守歌にのせて静かな星空解説が始まりました。
満天の星の下で羊を数え始めた解説員Tさんでしたが、途中からジンギスカンを数えだしたからもう大変!
あっという間に星座を食材に見立てる食いしん坊トークが炸裂し、賑やかなうちに朝を迎えて上映は終了しました。
(はたして、この演出でよかったのでしょうか・・・)
②「大人向け」
スタッフが厳選した「眠れる」作品を2D、3D各1本ずつ上映、生解説はなし。ほかのお客様の睡眠を妨げる行為はご遠慮いただくスタイルです。
始めに上映されたのは3D作品。
地球からゆっくりと観測可能な宇宙の果てまで遠ざかっていく内容です。
そして追い打ちをかけるように、2D作品の上映。
天文学の発展と成果をヨーロッパ南天文台が撮影した美しい映像でたどる内容です。
リアルで迫力ある映像の一方、落ち着いたナレーションが波のように眠気を誘い、
上映が終了する頃には多くのお客様が夢の世界へ旅立っておられました。
①、②ともご退場時には3Dメガネを使って「少しでも眠れた」または「まったく寝なかった」かをお客様にご投票いただきました。
結果は・・・
①ファミリー向け
少しでも眠れた方・・・19人、全然寝ていない方・・・30人
②大人向け
少しでも眠れた・・・45人、全然寝ていない方・・・7人
となりました。
ご来場まことにありがとうございました!