点と線を使って物事を考える科学を「グラフ(理論)」と言います。グラフ理論の始まりは「ケーニヒスベルグの橋の問題」でした。これは「ケーニヒスベルグと呼ばれる街を流れるプレーゲル川にかかる七つの橋を一度ずつ、すべて渡る経路があるか?」というもので、1735年にスイスの数学者 オイラーが、点と線を使ってこの問題を解決しました。地図を塗り分ける「四色問題」(または「四色定理」)もグラフ理論の一つです。この科学教室では、身の回りの事柄をグラフを使って表したり、問題を解いたりしながら、グラフ(理論)の世界を体験します。
講師
北陸先端科学技術大学院大学
情報科学系 セキュリティ・ネットワーク領域
金子 峰雄 教授
お申込みはこちらから