宮沢賢治の本を読まれたことはありますか。
童話“注文の多い料理店”は目にされたことがあるかも知れません。心優しく、故郷岩手の自然をとても愛した人であったと伝えられています。
宮沢賢治は科学の実験が大好きで、その様子を「銀河鉄道の夜」等の作品に美しい表現で描いてきました。「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えている」「ルビーよりも赤くすきとおり リチウムよりもうつくしく 酔ったようになって その火は燃えているのでした」・・。実際にその様子を見ると、そこに込められた賢治の想いが見えてきます。宮沢賢治の詩と科学をテーマに、金属イオンによる炎色反応や再結晶など様々な実験を楽しみませんか。
先生は、公益財団法人「東レ科学振興会」から、中学・高校の理科教育で優れた事例をたたえる「東レ理科教育賞」を受賞されました!(北陸中日新聞/北國新聞/2020年3月12日に掲載されました)
四ヶ浦弘先生は、高校で化学を担当。退職後は金沢の特産品の金、銀、白金箔をサイエンスに使い、科学の楽しさを伝えています。
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