
1/7(金) 水星が東方最大離角となり、観察のチャンスです!
水星は、太陽系の中でいちばん太陽に近い軌道をまわる惑星です。
そのため、地球上からはいつでも太陽のそばにしか見えず、太陽の光に邪魔されてあまりよく見えません。
金星と同様、日没後の西の空に残っている場合か、日の出前の東の空に昇ってきたときは、太陽が地平線に隠れているため何とかその姿を見ることができます。しかし、太陽が近いので空が薄明るく、また高度が低いため建物や街灯の明かりが邪魔をして、金星ほどはっきり見えません。
そんな「見にくい」惑星・水星が、見やすくなるチャンスがあります!
それが東方最大離角、西方最大離角となるときです。
水星と地球が、太陽を中心に直角に並ぶと、地球からは水星と太陽がもっとも離れて見えます。
水星が東側にもっとも離れたときを「東方最大離角」、西側に離れたときを「西方最大離角」といいます。
1/7(金)はその「東方最大離角」にあたり、その翌日、翌々日も観察のチャンスとなります。
果たして、水星を見ることができるか?
一緒にチャレンジしましょう!
2022年1月8日(土)、9日(日) 17:00~
月や金星のように、水星も欠けて見えるのかどうかは、望遠鏡をのぞいてのお楽しみです。