宮沢賢治の原点は、この友情にあった

今もたくさんの人に読み継がれる、宮沢賢治(1896～1933）の「銀河鉄道の夜」。 貧しく孤独な主人公ジョバンニが、親友カムパネルラとともに、銀河鉄道に乗って 天の川を旅するこの物語は長い間、賢治と、若くして亡くなった妹の投影であると 見られてきました。

しかし近年、岩手県の盛岡高等農林時代の唯一無二の親友保阪嘉内(1896～1937）こそが、 カムパネルラのモデルではないかということがわかってきました。 

知られざる2人の物語と、プラネタリウム番組『二人の銀河鉄道 賢治と嘉内の青春』をプロデュースした高橋さんのお話。

賢治と嘉内との青春時代を振り返り、新たな「銀河鉄道の夜」の魅力をぜひ、ご堪能ください！

日　時：令和元年9月23日（月祝）11:00～12:30

講　師：高橋 真理子（宙先案内人）
プラネタリウムで19年間、斬新な企画や番組制作を行った後、2013年に独立。
現在は、本物の星空をなかなかみられない人をつなぐ活動を精力的に行う。

内　容：プラネタリウム番組『二人の銀河鉄道 賢治と嘉内の青春』上映（およそ30分間）

　　　　 高橋真理子さんによるプラネタリウム講座（およそ50分間）

　　　　 質問タイム（およそ10分間）

当日申込も可能です。TEL 0761-22-8610