人は「どこから来てどこへ行くのか」
そして「なぜ生まれなぜ死んでいくのか」
その問いを胸に人類は、遥かな祖先の時代から連綿と自然科学を発展させつづけてきました
素粒子から宇宙まで、あらゆるものの成り立ちがわかるようになってきた今、その答えに近づくことは、できたのでしょうか・・・
自然科学は私たちが誰であるのかをたしかに解き明かしつつある。
それなのに、科学の知はなぜか私たちと世界とのつながりを語ってはくれない。『アークティック・オデッセイ―遥かなる極北の記憶』
オーロラが彩る極寒のアラスカ
その自然と人々の営みを撮影し、文章につづった写真家の故・星野道夫さんの言葉です
星野さんは1996年、取材で滞在していたカムチャツカ半島で事故に遭い、43歳で亡くなりました
宙先案内人の高橋真理子さんは、オーロラの研究をしていた大学院生時代、アラスカでお世話になった星野さんのその言葉に衝撃を受け、「星を介して人と人をつなぐ」活動に向かう決意をされたといいます
星野道夫さん、そして高橋真理子さんが愛してやまないオーロラ・・・
宇宙と地球をつなぎ、生と死をつなぐオーロラ・・・
3Dスタジオに広がる壮大な映像とともに、
オーロラに科学と神話の両方からアプローチした物語をぜひ、ご堪能ください!
日 時:平成30年6月24日(日)11:00~12:30
講 師:高橋 真理子(宙先案内人)
プラネタリウムで19年間、斬新な企画や番組制作を行った後、2013年に独立。
現在は、本物の星空をなかなかみられない人をつなぐ活動を精力的に行う。
内 容:プラネタリウム番組『オーロラストーリー ~星野道夫・宙との対話~』上映(およそ30分間)
星野道夫さんとの思い出や、その作品と生涯をもとに高橋真理子さんが製作した番組です。
高橋真理子さんによる星空トーク(およそ40分間)
質問タイム(およそ20分間)